タワーマンションでなぜ節税できるのか
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タワーマンションによる節税とは
「タワマン節税」とは、相続発生を見込んでタワーマンションを購入しておき、相続発生、相続税申告後に売却する節税手法をいう。
要するにただの節税。
どれくらい節税できるか
被相続人が相続発生の1カ月前に約3億円でマンションを購入し、被相続人死亡後の相続税申告でマンションを約6000万円と評価計上、相続人が購入から1年と待たずに2億9000万円で売却した
税率はリニアではないが、要するに5分の1に資産を圧縮して相続する人もいたそうだ。
なぜ節税できるのか
株式なら売りたいと思った0.1秒後には売却できるが、不動産は売りたいと思ってから最短でも何日もかかる。つまり現金化がしづらい資産。
しかも不動産の価格変動はそれなりに激しいから、いまいくらで売れるのかがなかなかわからない。結果として、相続の場面ではお役所的な現実と合致しないルールで価値がはかられ、実際よりもかなり安く見積もられてしまう。
お役所的ルールの1つが、低層階と高層階を区別しないものだったりするので、高層階を買っておけばきわめて安く見積もってもらえるようになるのだ。